8月12日(水) 5日目 久々にキャンプの朝食らしい朝食を作りました。 今日は8時出艇! 風は全くなく、湖面がぴたーーーーっとして、 鏡のように写り混みがキレイです。 あまりにもキレイなので写真 ↓ 逆さまにしてみました〜〜。笑 カヌーの写り混みがなかったら、どっちがほんとだかわからない感じ? さて、昨日の沢探しは橋の手前で曲がって入り江に入ってしまいましたが この日は橋を越えた所の沢探し。 なので橋の下を通ります〜〜。 橋の全貌が見えました。 橋の下をカヌーでくぐりま〜す♪ シンも興味津々。笑 山々も緑ですんごくキレイです。 ちなみに写真ではこんなに涼しげですが、途中途中、 何回もアブの大群に囲まれました。 私たちのカヌーの周りをグルングルンものすごいスピードで 音を出して回るんです。その数、絶対に50〜80ぐらいいたはず! それがある地域を過ぎると離れて行くのでたぶん縄張りとか あったのかな〜? 昨日は全くいなかったし。 なのでアブがやってくるとタオル振り回したり、パドル振り回したり。 パドルにもバシバシ当たってました!爆 (あっ、コワイ体験はこれではありません。) だけど景色は抜群です。ちょっとヨーロッパのフィヨルド的。 (ノルウェーのフィヨルド 観光した事があります〜〜♪) そんなアブと闘いながら、いくつか小さい沢を発見。 他に上陸できそうな沢はないのかな〜? …と思ったら ありました〜。 昨日の沢より狭い感じですが、水はこっちの方が更にキレイかも! 水が透き通りすぎて、大きな岩が丸見え〜〜。 すごいなぁぁぁ〜。九頭竜湖、湖もいいけど沢は 今まで見た沢の中で一番キレイかも〜。 カヌーを陸地に乗り上げて人間達は脇の石を渡って 上流へと足を運びました。 昨日の沢に比べて、幅が狭いので勢いがありました。 お昼はやっぱり昨日の沢の方がゆっくりできそうだよね〜。 …という事で、ここを後に。 ちなみに、この沢に来る直前。 沢の水と湖の水が入り交じる辺りは水がよどんで 木の枝などが浮いて汚いです。 大木も浮いていたり。なのでカヌーで押しのけて 沢に入ってくるのですが。。。 シンってば陸地が見えると今までじーーーっと座っていたくせに 勝手に乗り出し、カヌーの前部分を渡って上陸しちゃうんです。 なので今回、この小枝の密集している茶色の部分を陸地だと勘違いして 降りようとしたんです。危うくジャボーンと落ちる所を 私に捕まれ難を逃れました。爆、爆 最初から水に飛び込もうっていう行動と、陸地だと思って降りたら 水面で、そのまま沈んだっていうのとでは絶対に違うと思いますもの〜。 …という事で、お昼を食べに昨日行った沢へと進みました。 ところで、こちらの沢に行く手前は アマゾンみたいに茶色い水の部分を進みます。 パドルが赤い水の中で動くほど。。。ほんとにアマゾンみたい〜。 …で、すごいなぁ〜と思うことに。 陸地は見えないのに、シンは昨日の上陸した雰囲気を覚えているのか? (匂いとか?)この辺りに来たら、もうワクワクして上陸の準備をして 身を乗り出しているのです。ワンコの記憶ってやっぱりすごい! さてさて、アマゾン地帯を過ぎると、キレイな沢の水地帯。 さぁー上陸です! 昨日同様、シンもノーリード。 だけどこの日はずいぶん遠くまで匂いを嗅ぎ行き、 左の山に入りそうな勢いで私に怒られました。 一応、言うこと聞いて戻ってきましたよ。 日差しも強いし、買ってまだ使っていなかった ペンタタープをパドルを使って、たててみました。 う〜んいい感じ。 だけど意外にあづいーーーーっ。 結局、ペンタの下にいられなくて木陰に。笑 さて、お昼はお好み焼き〜。 キャンプ場でジップロックに混ぜ混ぜして来たので焼くだけです。 1回に半枚ずつ。 う〜ん うまいーーーーーっ! シンもうまうま〜〜♪ …と、ここで! 私の目にある物体が飛び込んできました! それは ぎゃーーーーーーーー! なんとダンナの背後、100mない所をクマが川を小走りで渡り 左の山に入ったのです! もちろんイラストと合成です。涙 私は逃げながら 「くま くま くまーーー!」と3回連呼。 ダンナは「蜘蛛」に聞こえたそうです。爆 慌ててシンを抱っこでカヌーまで連れて行き PFDとリードを着け、カヌーに乗せると動くなと指示。 もしもシンが挑発しちゃったら大変です! その後、様子を伺いながら、ダンナと慌てて タープと道具をカヌーに積み込み お好み焼きの、残り2枚を焼き、(焼くんかいっ!) キョロキョロ辺りをうかがいながら立ち食いで 口に詰め込みカヌー飛び乗りました。 食べるんかい! ちなみにシン。何もない所でワン!なんて言った事ないのに この時、1回 山の方見てワン!と吠えた。 その声にまた飛び上がった 夫婦デス。爆 だったらお好み焼きはあきらめろ〜って。 熊さん。。。 お好み焼きの匂いで来ちゃったのかなぁぁぁ?涙 匂いで来たけど、私たちの姿が見えて帰ったのかな〜? とにかく、この場所はカヌーでないと来られない場所。 こんなに所でクマに襲われちゃったら誰も助けてくれないよぉぉ〜。 −−−−−−−−−− だけど後から考えたら クマ、いつからいたんでしょう? シンが妙にクンクン匂いを嗅いでいたのはもしかして クマの出入りした匂いが残っていた? もし、そこにクマがいてシンが襲われちゃったら助けられる? ペンタに入っていてクマに背を向けていて気が付かず 気が付いた時にはすぐ側だったたら? コワイ事を想像し出すと、キリがありません。 私はしばらく手が震えていました。 (お好み焼き食べてたクセに。苦笑) でも、もちろんこんな所で匂いの出るものを 食べていた私たちも悪い。 そこは大反省点です。 これからはクマの出そうな上陸地点は シンのノーリードも十分に気を付けないと。 そう言えば、前回の奥利根湖で今度はクマ避けの鈴を ちゃんと持って来よう!と言いつつ今回忘れてきたし。 過去にもクマに出没注意!なんて看板を見ても それほど真剣に心構えをしていなかった。 (キャンプ場には看板はありませんでした) 手つかずの自然を楽しむなら、それなりの 覚悟はちゃんとして来ないとダメですね。 身の引き締まる貴重な体験で締めくくられた キャンプでした。とほほ。 ちなみにダンナは後になって 『オレも熊 見たかったなぁ、、』とか言ってますけど。笑 私は熊が四つんばいで走って消えるあの姿が脳裏に 焼き付いてしまってます。。。 これからは十分 気を付けます! …という事で、ながーーーい レポ、 見てくださってありがとうございました〜。 そうそう、帰りは静岡であった地震の影響で東名通行止めの部分が。 なので中央で帰ってきましたが、渋滞すごかったです。 でもDVDで映画を2本見ながら渋滞を通過したら それほど苦ではなかったし、全然眠くならなかった! 今度からDVD持って行こう〜っと♪ |