駆け抜けて行ったかな?

シンがお空に行ってから、2週間近くたちますが、介護していた期間が
1年ちょっとなので、体がまだそっちに慣れているらしく。
シンがいなくなってからも、毎日、毎日、寝がえりさせていた
2時と4時~5時に必ず目が覚めます。
1日すら、朝まで熟睡できた事がなくて。。。
せっかく熟睡できるのになぁ。笑
知っていらっしゃる方も多いと思いますが。虹の橋のお話に
雨降り地区 という続きのお話があるのをご存知でしょうか?
[:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] 
第3部 雨降り地区
幸せと愛の奇跡に満ちている、虹の橋の入り口には
「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。
そこではいつもシトシトと冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え
悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん
特別な誰かさんの流す涙なのです。
大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも…。
でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から
出て行かない子達もいるのです。地上に残して来てしまった
特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、同じ悲しみに
凍えているのです。
死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は
あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。

地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた
想い出こそが「虹の橋」を創りあげているのです。
ですからどうか、別れの悲しみにだけに囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。
命の儚さと愛しさを。束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。
その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。
思い出してください。動物達が残して行ってくれた
形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。
「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。
信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから。
----------------
虹の橋は1部、2部ともに作者が不明の海外で執筆された
物語で3部の「雨降り地区」は芝山弓子さんという日本人の方が
書かれた物語となっているそうです。
(※雨降り地区の内容は芝山さんご自身のホームページにて
転載可との事でしたが2005年12月に芝山さんは他界され
ホームページも閉鎖となっているそうです。)
[:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] 
シンがいなくなって、号泣してしまう事はないけれど
やっぱり寂しくなって涙が出そうになる時は、このお話を思い出します。
シンが雨降り地区を ものともせず、一瞬で、ダーーーッと駆け抜けて
みんなと楽しく遊べるように…。

だってこのお話の中に書かれているように
シンは私たちを悲しませる為に存在していたのではなく
私たちを幸せにしてくれて、たくさんのステキな
宝物を残して行ってくれたのだもんね。
今日は3月3日 ひな祭り。
桜餅、買ってきたよぉー。

「ファクトリーシン」さんのプリンの入れ物にお水を入れてあげています♪
歯にくっついちゃうから、気を付けて食べるんだよ。[:ハート:]
なんだかね。シンがお空にいってから
シンの為に、色々買ってきて。
結局、私たちが食べるから、太っちゃいそうだな。笑

 

嬉しい郵便物

シトシト雨降りで、どんよりしていたけれど
ポストに入っていた郵便物で、花が咲いたみたいに
私の気持ちが、ふわっとピンク色になりました。
差出人はシンの通っていた動物病院。
封を開けてみると院長先生をはじめ、副院長先生。
シンと関わりを持ってくださった、看護師さん、受付の方。
みなさんがシンの為に、メッセージを書いてくれていました!
そして真ん中には、いつ撮ったのか看護師さんに抱えられたシンの写真。

診察室で写真を撮ったのを見たコトがないので、たぶん
私たちの手から離れて、奥の部屋で治療をした時が数回あったので
その時に、撮ってくれていたのだと思います。
シンの困った顔が笑えるやら、涙が出るやら。
先生がシンの本来の姿を知らないのと一緒で、私たちの手から離れ
不安で困った顔をしているシンの一面を見た気がしました。
とにかく、こんな風に病院から、温かい愛のあるお手紙をいただくなんて
想像もしていなくて。ものすごく嬉しくなったと同時にシンはステキな
病院で診ていただけて、本当に良かったな~と思いました。
ちなみにシンはペットショップで感染していただろう生後58日で
生死をさまようパルボウィルスという病気になりました。
その時に、ペットショップとつながりを持っていた、この病院に
行ってください…と、半強制的なきっかけで、17年間通いました。
でも、へんな話。
道が空いていても車で30分~40分かかるので
パルボウィルスになっていなかったら絶対に通う事もなく
知る事すらなかった病院なのです。
そう考えると、色んな事が重なって出会えたステキなご縁
だったんだなぁ~となんだかじんわりしました。
ちなみに「Old Diary」古い日記で
4/7(月)~4/13(日)までの日記はhealthの『パルボ闘病生活』でご覧ください
なんて書いただけで、リンクも貼らず。
ましては「health」のページはホームページをリニューアルする前の
ページで、今はそのページが「About」に一括してしまっていたので
たどりつけなくなっていた闘病記。
もう一度、ここに ↓ リンクを貼ってみました。
パルボウィルス闘病記
17年前の自分の書いた日記なのに、一気にあの時の思いが
ぶわっと蘇り、なんだか泣いてしまった…。笑
 
[:星:] [:月:] [:星:] [:月:] [:星:] [:月:] [:星:] [:月:] [:星:] [:月:]
なにはともあれ、17年間の動物病院の締めくくりにステキなお手紙。
ダンナなんて「泣いちゃいそうだから一人で後で読む」…と
寝る前に読んでました。
先生方、スタッフの皆様。シン共々、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

先生たちにご挨拶に

家の前の公園で、ウグイスが鳴き始めました。
春だよ~シン。お散歩に気持ちいい季節だね。
今日、シンがお世話になっていた動物病院へご挨拶に行きました。
本当は先週行く予定だったのだけど、シンがおチビの頃~10歳ぐらいまで
診てくださった院長先生が、不在だという事もあり
今週、お時間をいただく事になりました。
みなさんで食べてもらうお菓子と共に、自己満足で
シンと色んなところに旅したショットや、楽しそうに雪の中を走っているシン
カヌーをしてるいるシンなど、、写真を8枚ぐらいプリントして
そこに病院への感謝の思いをつづりました。
そしたら、シンを最期まで見てくださった副院長先生(若い女医さん)が
その写真を見て 『わぁーーー! 嬉しい。こんなに楽しそうな
シンちゃんを見られて♪』と とても、とても、喜んでくれました。
その時、そうか~と。
動物病院のシンは、いつもドキマギ、おとなしく、表情も不安そう。
先生たちに笑顔って、見せたコトなかったのかも。

(おチビの頃は、喜んで病院行ってましたが、去勢手術のあと怖がるように…)
ましては人間だったら病院の先生は、病気を治してくれて
感謝されるけれど、ワンコたちにとっては
先生は「コワイ事する、イタイ事する」人だものね。
『シンちゃんは、こんなに楽しそうで、色んな事を経験して
色んなところに行ったんですね~』と、本来のシンの姿を知って
とても喜んでくれた事に、私たちもとても嬉しくなりました。
それと同時に、毎年のあちこち行った写真入りの年賀状。
動物病院にも、ちゃんと送ればヨカッタね。。。と、ちょっと反省。
本当はもっとお話ししていたかったのだけど、貴重な休憩時間を
さいてしまっては申し訳ないので、きりのいい所で
感謝の思いを伝え、帰りました。
(思った以上にシンの事を語っていたダンナで驚きましたが
本当はもっと話したかったらしい…と。笑)

17年通った病院。もうこの扉から、診察室に入らないんだね。
ちなみに、この日のご挨拶には、ちゃんとシンも連れてきました。
私のスマホにぶら下げて♪

帰りの車中。
「先生たちに喜んでもらえてヨカッタね」とダンナと話していたら
ちょうどシンの分身が、陽にあたって車内がキラキラ。[:星:]

なんだか、シンも一緒に喜んでくれているような気がしました。

1週間たったね

シンがお空にいってから、1週間過ぎました。
洗濯ものを2階で干していて、「シン起きちゃって、困ってないかな?」と
ふと頭に浮かんだり。
ごはんを食べていて、ついついシンの寝ていた場所に視線をやったり。
職場の席に着くと、すぐにWebカメラを起動するクセがついていた事に
気が付いたり。家に、いないとわかっていても、仕事が忙しくなると
ふっと 『シン、大丈夫かな、、、』 と、心配する気持ちが湧き出たり。
いつも帰宅後、駐車場からヒールで転びそうになりながら走って
家に戻っていたのに、今はのんびり歩いていいんだなぁ。。。と思ったり。
暗くて寒い部屋に、「ただいま~」と言ったり。
もう1週間、、まだ1週間?
早いのか、遅いのか、、、なんだか時間の間隔がわかりません。笑
色々捨てました。
足が滑らないようにリビングに敷いていたコルクマットとか、介護生活に
なってから、倒れた時に痛くないように敷いていたスポンジとか。
我が家はシンが気持ちよさそうに寝てくれる事を喜びに感じ
持っているのに、ついついお布団関係を買ってしまっていたので
お布団、ベット。こんなにあったの~?というぐらい捨てました。
ちなみに経験者の方から、お空に行ってからだとオモチャとか
どれも捨てられなくなっちゃうから、使わなくなっていたら
元気なうちに捨てた方が、捨てやすいよ~と言われていたので
お気に入りのおもちゃ以外は、すでに捨てていたので
そこはヨカッタ…のだけど。
これは捨てようか、、、これはどうする?なんて
いちいち自問自答しては、悲しくなり…。
自作したオムツですら、あ゛~~。。。涙 となってました。
でもさすがに捨てましたけど…。
ただ、使えるものは、使ってもらえる方に譲ろうとまだまだシンのもので
あふれています。少しずつ…ですね。
写真も、1つのパソコンにまとめようと、チェックしながら見ています。
とにかく毎日、毎日、シャッターチャンスさえあれば
バシバシ撮っていたので、枚数が莫大です。
ただ、当時デジカメは画素数も少なかったし、ブレブレ写真しか
撮れない時期もあったのでボツ写真もたくさん。
こちらも、少しずつ整理していこうと思っています。
ちなみに当時は、撮った写真の大きさを変える程度で
今のようにフォトショップとか使っていなかったので
あの時はボツ写真でも、今は色々手を加えたら使える写真も
ありそうなので、思い出日記の中でアップしていこうかな。
…という事で今日の数枚。
ちびっこのシン。笑

初めてリビングから庭を見てるところ。

おネンネ ちびシン。

当時は真っ暗に写ってボツ写真だったのに、フォトショップってすごいわぁ~。
見事に使える写真になるじゃないっ。
昔の写真を使えるようにして、今日からインスタグラムで毎日更新すれば
またシンの17年間が、生まれそうだな~。

初七日

シニアになってから、まとめて更新していた日記。
2月16日からの最後の分を更新する為に、パソコンに
向かっていたら、友達からラインが来ました。
昨日は来られなかった短大の友達です。
短大は保育科なので、友達は我が家から歩いて
15分ぐらいの保育園で先生をしています。
ラインの内容は我が家の前の公園に、子供たちとお散歩に来ているというものでした。
日記を書いている途中だったけど、思わず飛んで行っちゃったー。
そして、少しの時間、一緒に遊んじゃいました。[:ハート:]
子供たちは (今年3歳になる2歳児クラス) 遊んでいると
今日初めて会った私を、抵抗なく 『せんせい~♪』 と呼びます。

なんだかそう呼ばれるのが懐かしくて、心がくすぐったかったな。
そして、シンと来ていた公園で、子供たちと遊ぶことがちょっと不思議でした。
保育園はやっぱり人手不足だそうで、3時間ぐらいのバイトでもいいのでと
働きに来てほしい~と他の先生にも誘われました。
シンもいなくなっちゃったし、午前中や休みのヒマな時間をどうしましょう?と
思っていたので、なんだかちょっぴり魅力的な感じちゃったなぁ。
ちなみに、シンがお空に行った日の3時。
友達は子供たちにお話をしてくれて、みんなで空に向って手を
振ってくれたそうです。びっくりしました。
そうえばまだシンが元気にお散歩に行っていた頃
シンを連れて、その友達のいる保育園に寄り、園庭で遊ぶ友達や
子供たちと会話した事もあったな~。
こんなかわい子供たちにも、シンは見送ってもらっただなんて
思いもよらなくて。嬉しくて涙が出そうでした。。。
ヨカッタね。シン。
そして子供たちに話をしてくれた、友達にも感謝です。
さて、私が思っていた以上にたくさんの方に読んでいただいた
『A Life With Shin 黒柴シンとの暮らし』ですが
いつ更新するか、しないかわからないまま、見に来ていただくのは心苦しいので
しばらくはシンへの思いを、毎週火曜日夜 にアップしようと思います。
(書きたい事があったら、火曜の前に更新する場合もあると思いますが。)
書くことは、単に私の思いになってしまいますが。。。
そして区切りがつきましたら、ホームページは残しますが
更新自体は、終わりの日を設けようと思っています。
終わりの日が、2か月後か半年後かは自分でもわかりませんが
最低でも、(人間で)天国に行くとされる四十九日までは続けようと思っています。
葬儀場から、七回忌までの日程が書かれた紙を20日にいただきました。
それによると  シンの四十九日は4月7日です。
ちなみに次のワンコを迎えるつもりはありません。
我が家にとって、かわいいシンが最初で最後のワンコですから。
[:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] [:ハート:] 
暖房の温かい空気を循環させるために、サーキュレーターを
天井に向ってかけています。
なので、木彫りの黒柴ちゃんが、くる~り くる~りとゆっくり回転し
それと同時にぶら下がっているシンの分身が
ミラーボールみたいにキラキラとしてきれいです。

お値段高かったけど、、、、、、、、シンの分身ケース。
スワロフスキーにしてヨカッタ。
だって見ているだけでも、キラキラしてキレイなんだもの。
キャンプや旅行に行く時、連れて行ってあげるからね♪
最後の一週間分の日記。
読んでいただいて本当にありがとうございました。
次は3月3日 ひな祭りの日までに書きたいと思います。

    

側にいるのかな?

祝日はダンナは出勤なので、私は一人です。
シンがお空に行ってから、初めて仕事の行かない1人の日。
さみしさを紛らわしてくれようと、短大の友達が遊びに来てくれました。

新たにお花をいただいたり、ハーバリウムも届きました。
本当にありがとうございます。
先に着いた友達の1人はワンコと暮らしている子です。
その子と2人でシンの方に向いて座り、シンの話をしていた時です。
二人とも座っていたし、何も動いていないのに
突然、シンの写真立てが、前にパタン!と音をたてて倒れ、友達と私は
ビックリしました。支えになっている写真立ての足が閉じて、後ろに倒れるのなら
ありえると思うのですが、後ろに傾いていたにも関わらず、前に倒れるって?
倒れた時は、びっくりしたぁぁ~と二人で驚いていただけで終わったのだけど
夜、お風呂に入っている時、ん?もしかしてあの写真立てが倒れたのは
シンが側にいて、はしゃいでいたから?なーんて思いました。
人間は四十九日まで、この世とあの世をさまよっているそうですね。
そう考えたら、シンもまだお空とこっちを行ったり来たりしているのかも?
いつも我が家に友達がくる時、シンは私がソワソワ掃除しているのを察知して
『誰か来るの~?』と、シンも浮ついていたもんね。
側にいるなら、時々わかりやすく何かサイン出してね~。

みんなのケーキ、こっそりペロペロしてかな~?笑
シンの話、たくさん聞いてくれてありがとうね~。

日記を読み返して笑う。やっぱりシンは笑えるね。

写真を飾ろうと思いました。
一枚に選びきれないので、たくさんのシンを飾ろうと思いました。
どの写真にしようか、日記を読み返し、レポを読み返しました。
シンが空に行く前は、いなくなってから日記を読み返したら
泣いて、泣いて、泣き続けるのかな、、、なんて想像していましたが
違っていました。
日記の中のシンは、かわいく、笑えて。
ダンナと読み返しては笑っていました。
自分で書いた日記ですが、日常の事となるとすっかり忘れていて
えーー、こんな事してたの? うちってバカだね~と。
バカで笑った日記を貼り付けました。

[:星:] [:星:] [:星:] [:星:] [:星:] [:星:] [:星:]  
2008年5月22日
実は我が家、シン用のアイスがあります。
それは人間がアイスを食べる時にシンが食べられない
チョコ味のアイスが多いので、甘々な飼い主はシン用に
(人用)バニラを買っているのです。爆、爆
だけど、当然一回に1個ではありませんよ?
一回につき、ペロペロ10回ぐらい?
なのでそれが終わると ハイ おしまい♪と袋にしまって
冷凍庫。また今度~のつづきです。。。笑

よって、今日も食べかけの続きです。爆
(これ 何回目かな~?)

ただ、最初は静かにペロペロしているのに
そのうち食いついてくるのです!
だから食いつかれないように だんだんアイスを上にしているのに
油断をしていると 急に首をぐいっと近づけて!
ガブッ!

うぎゃーーーっ。食いつかれたぁーー!
バカもの!
この後 強制終了は言うまでもありません。。
あっ、アイスはちゃんと原型はとどめています。笑
ちなみ我が家がアイスを食べるのは2~3ヶ月に1回ほどなので
シンのこのアイスは1年もつかも~~。笑
(この前 アイスに賞味期限がないとテレビでやっていました!
[:星:] [:星:] [:星:] [:星:] [:星:] [:星:] [:星:]  
シン用にアイスを買って、あげていたなんて
なんてアホな飼い主なんでしょう~?
こんな風に笑いながら選んだ写真をプリントして、飾りました。

ゆっくりと、頭を整理して、シンと向き合って書きたいと思います。

前回の日記から、書こうと思っていた残りの日記は
のちほど、まとめて更新したいと思っています。
ただ、思った以上に私もダンナも元気です。
自分でもビックリしていますが、シンの体がある時は
泣いて、なでて、泣いて、抱っこして、バカみたいに肉球の匂い嗅いで
(シンは体が冷たくなっても、肉球のいい匂いがしてました。)
もうすぐシンの体に触れる事も、なでる事もできないと
メソメソ、メソメソしていました。
葬儀場の日程は、ダンナが唯一早く帰れる木曜の午後か
そうでなければ土曜日にするか迷いました。
土曜日にすれば、少しでも長くシンをなでていられると思う反面
金曜の仕事の日に、シンを一人で留守番させなくてはいけなくなるし。
なのでやっぱり木曜日にしました。
そう決めて、予約もして、皆様に空を見てください…なんて
お願いをしたのに、、、、なでているうちに、やっぱりこの体を
目の前から消しくたくないと、またメソメソして。
みんなにやっぱり土曜日にします…と書き直そうか?と思ったり。
こんな自分に、自分でもどうなっちゃうんだろうと心配していましたが
お空に昇って行ったら、逆でした。
私もダンナも何かすぅーーっと、気持ちが軽くなり。
あ~これでシンは元気に走り回れるんだな。
おいしいものを目をひんむいて食べて、お友達と笑って
痛みも苦痛もない世界で楽しく暮らして、そして私たちを待っていてくれる。

そんな風に思えました。
だから、私もダンナも元気です。
びっくりするぐらい元気です。
最後を二人で看取ってあげられるか、、、、その時は、いつになるか。
シン、教えてよぉーーーとそれだけが不安でしたが
シンは、大切な時間をくれました。
またその事を書いて泣いちゃうかもしれないですが、ちゃんと日記も
最後まで書きたいと思います。
ありがとうございました。
仕事行ってきます。
庭の梅が満開になってきたので飾りました。

春になってきたね。シン。

こちらこそ、ありがとうだよ。

何時間、シンの手を握って寝ていたのかわかりませんが
朝、目覚ましがなって目が覚めた時、まだシンの手を握りしめていました。
手を握った時は冷たいなぁ、、、と思って寝たのに、目覚めた時は
なんとシンの肉球は、ほかほかに温まっていて。
私の手からは、シンの肉球のトウモロコシのかおりがしました。
我ながら、ほんとバカだなぁ、、、。
それからダンナが葬儀に合わせて帰ってくるまで、一人で何度もシンを
なでては、話しかけては泣き。抱っこしては泣き。もうすぐ撫でられなくなる。
姿が消えてしまうという不安でいっぱいになりました。
やっぱり土曜日に変更してもらおうかな、、、
でもあっという間に時間はたち、結局、家を出る時間に。
最後に車の中から、いつも行く公園の周りを一周し、その後
お空にいるサスケくんの飼い主さんのお家に寄りました。
日記にも何度も書いた事がありますが、シンは本当に
サスケくんの飼い主さんが大、大、大好きでした。
でも今年に入ってから、ずっと会えなかったし
メールアドレスも電話番号も知らないのでシンの訃報を知らせる手立てがなくて。
最後に会わせてあげたいとワタシの勝手な思いだけで、勇気を出して尋ねたら
サスケくんの飼い主さんは快くシンに会ってくれて
最後にたくさん、たくさん、なでてもらいました。
これで本当にシンにやってあげたかった事、すべてやった気がしました。
3時を迎え、思っていた以上のたくさんの方たちに空をみあげて
見送っていただいた事。本当に感謝でいっぱいです。
- - - - - - - - - - -
シンの骨は、とてもしっかりしていたらしいです。
そして、のどぼとけの話になりました。
のどぼとけは、どんな小さいハムスターでも、脊椎動物なら、
みんなあるそうで 「 衣を着た仏様が合掌している形 」 だそうです。
対応してくれた方のお話が続きました。
「のどぼとけの骨が、こんなにきれいな形に残る子は本当に珍しいです。」
「たいていはの子は、かけていたり、密度が少なくてもろいですが
この子のように、仏様の形がキレイにしっかりと残る子は 「いい犬生だったよ」
『ありがとう』という飼い主さんへの、最後のメッセージなんですよ」と言われました。
そんな事を言われ、泣かないわけがありません。
二人して泣きました。
オラオラで、「オイラ、飼い主なんていりません!」 ぐらいのシンだったのに。
最後に骨の形で、私たちにこんな素敵なメッセージをくれただなんて。

のどぼとけの話は、心の奥で、「きっとみんなにも同じ事を言っているんだろうなぁ。。。」
なんて気持ちも少しありましたが、素直にシンのメッセージを受け止めました。

こちらこそありがとうね。シン。
すっごく楽しい17年間だったよ。

夫婦のスマホ待ち受け画面です。おでかけ大好きだった車の中のシン。
さて、骨になってしまうシンの事を考えると、この先 いつも家にいるシン。
でもキャンプや旅で何日も家をあける時、私ってばシンを一緒に連れて行きたく
なると思うんです。でも骨壺持ってキャンプなんて、ちょっと危ない人ですよね。
なのでシンの分身で遺骨カプセルを作りました。
(遺骨カプセルは葬儀場で販売していました。)
そう決めて、私だけが作る予定だったのに、その場になったら
『オレも作る』 と言い出したダンナ。。。←意外でした。
なので2つです。

スワロフスキーが私。
ダンナはシンカラーみたいなので水色にしました。
ただ、骨を持ち歩く…と思うと自分的にも、ちよっと抵抗もありました。
でも色々調べると、歯や爪は再生するものなので遺骨とは違う、いいイメージとの事。
(実際、爪はなくなってしまうので、爪の生えていた先端の骨を入れるそう。)
なので、我が家二人ともシンの犬歯にしました。
これからもキャンプや遠くにおでかけする時は、これでいつも一緒だね。
シンを連れて帰り、初めてシンがいない夜。
疲れもたまっていたのか、すんなりと眠りにつけましたが
やっぱり2時間おきに目が覚めるのでした。

たくさんのメッセージとお見送りくださり、ありがとうございました。

こんばんは。
シンは無事にお空に昇っていきました。
たくさんの方に空を仰いでいただいて、驚いています。
本当にありがとうございました。
シンはきっと元気な体を取り戻して、食べたいものを食べ、
今頃お友達と、うひょーーい♪と走り回っている事と思います。
たくさんのコメントや、直接のメール、ありがとうございました。
昨日から、メッセージが来るたびに読んでは泣いて、嬉しくなって。
読んでは泣いて、嬉しくなって。
その繰り返しの波がやってきていました。
ダンナなんて、会社でちょっと読んでは
『ダメだっ、、、やっぱり読めないっ』(泣きそうで)と諦め
家に帰ってから、私がお風呂に入っている時に一人で読んで泣いていたみたいです。
皆様のとてもココロのこもったメッセージに、私もダンナも
ものすごく心が温かく、じーーーんとなりました。
もちろんシンもだと思います。
本当にありがとうございました。
お返事、明日以降ゆっくりさせていただきますね。

追伸。シンにお別れを言いに、来てくださった方々。
お花を送っていただいた皆様。
シンの棺の中に、皆様のお花を少しずつ分けていただいて
一緒にお空に昇ってもらいました。
ですので、写真は少しお花が減っています。
ありがとうございました。