懐かしい匂い

雪の日の翌日の散歩で、公園で拾いました。
桜の蕾がたくさんの小枝を。
大切に持ち帰ったけれど、ちょっとしおれている感じだったので
咲くのかなぁ。。。と思っていたら、咲きました!
我が家に一足早く、桜の便り♪

夕方の散歩で、シンが大好きだった赤柴のももちゃんの飼い主さんに
ものすごく久しぶりに会いました。
ももちゃんはシンより若いのに、数年前に虹の橋を渡ってしまったんだよねぇ。涙
お散歩がなくなってしまったので、いつも一緒だったお父さんに会うのは
ものすごく久しぶり。私もついつい
『もう15歳になっちゃったんですよぉ~(シン)』 なんて立ち話。
そして帰り際に、シンに手を差し出しました。
飼い主同士が話をしている時は、耳も遠くなってきた事もあり
しら~ん顔だったシン。でも、差し出された手を
くんくん くんくん…と嗅いだとたん。
はっとしたように喜びだし。ひゃっひゃ、ひゃっひゃと小躍り。
そしておじさんの手に、クネクネと体をゆだねはじめました。
この姿にびっくり。
だってももちゃんのお父さんは、いつも ももちゃんを連れていたので
シンに触った事もないし、手の匂いすら、かがせる機会がありませんでした。
なのに、この喜びよう。
シンは、人間大好き、誰でも歓迎♪のタイプではなく
逆に心許した人しか、こんな姿は見せないのに。
だから、だから…。
お父さんの手から、ももちゃんを感じたんだと思います。
ももちゃんには、ももちゃの匂いだけではなく
住んでするお家や、お父さん、家族のみなさんの匂いがついていたんだよね。
きっと、それをひっくるめて、ももちゃんの匂いだったんのかもなぁ~。
なんだか、じんわりしてしまいました。
ももちゃんの飼い主さんも、あまりのシンの喜びように
『嬉しいなぁぁぁ~。かわいいなぁ~。』を連呼。
さんざんなでてもらったシンも、とっても嬉しそうでした。
じゃあ。と立ち去っても、名残惜しそうに後を追い
行こう~と引っ張っても、そこを動かず、お父さんを見送っていました。
お父さんも、振り返ってバイバイ。
また会えるといいね。
また会えたら、なでてもらおうね。

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